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☆命の尊さ☆


 今日は少し真面目な話です。

 長くなりますので、興味のある方だけ読んでください。

  
 私が小学生5年生の一学期、学校に雑種の仔犬が迷いこんできました。

 その仔犬を誰かが面白がって、高い所から落としました。

 可哀そうにその仔犬は足が不自由になってしまいました。

 その時の担任の A 先生がとても優しい先生で

 教室でその仔犬を飼ってもいいと言ってくださって

 給食の残りをあげたりして、クラスの人気者になったのです。

 ところが、一学期が過ぎ、長い夏休みに入るので

 その仔犬 ( 名前はコロ ) をどうするかクラスで相談しました。

 みんなで話し合ったのですが、なかなか良い案が出ず

 先生が 「 誰か家で飼える人はいませんか? 」 と提案しました。

 私は、 夏休みの間だけでも家で預かってもいいか、母にお願いしました。

 母は 「 ちゃんと自分で世話するんだったら・・・ 」 と了解してくれました。


 こうしてコロはわが家に来たのです。

 夏休みが終わるころには、コロはすっかりわが家の犬になり

 納屋から勝手口の間の屋根付きの場所に小屋を置き、

 そこから、南側の陽のあたる庭まで、自由に放し飼いにしていました。

 勝手口から台所に、縁側から居間に入れたのに、絶対入らない賢い犬だったので

 このままずっと飼ってもいいというお許しが母から出て

 大喜びしたのが、つい昨日のことのように思えます。

 足が不自由だったけど、毎日の散歩を楽しみに待ってるコロでした。


 一年が過ぎた夏休みに、 当時高校2年生だった兄が東京の叔母の家に

 遊びに行き、そこで叔母が飼ってた秋田犬を見て、秋田犬に魅かれ

 父に、秋田犬を飼ってほしいと頼みこんだのでした。

 父は兄の願いを聞き入れ、秋田犬が家に来ることになったのです。


 そこで当時高額だった純粋の秋田犬を、飼うにあたって

 雑種で足の不自由なコロが邪魔になったのです。

 父も兄も、コロを保健所に持っていくよう、私に言いました。


 私は泣いて母に訴えました。
 
 母は父に逆らえず、「 ○○ちゃん、コロは可哀そうだけど諦めなさい 」

 小学6年生だった私は、わがままで頑固な父が当時は恐くて

 父には何も言えず、絶望のどん底に突き落とされました。

 コロを抱きしめ、どうしてやることもできない自分が情けなく

 泣いてばかりの辛い日々が虚しく過ぎていきました。


 秋田犬が来る前日、私はコロを連れ保健所まで行かされました。

 コロが入れられたフェンスを金網越しに見ながら泣きつづけました。

 保健所のおじさんが、泣いてる私を見て

 「 おうちの人があかんって言うてはるんなら仕方ないなぁ~ 」

 と慰めてくれましたが、涙がとめどなく流れたのを今でも覚えています。


 当時は父や兄を恨みました。

 なんて勝手な・・・コロを殺したのは父と兄だ・・・と


 わが家にやってきた秋田犬には罪はないはずなのに

 コロがうちにいた一年ちょとと同じくらいの月日で

 その秋田犬は突然血便をし、往診に来た獣医も手がつけられず

 苦しんで死んだのは、なにか不思議なものを感じずにはいられません。


 その後、父は秋田犬を3頭飼い、いずれも長生きしました。

 父が最後に飼ったのは柴犬でしたが、父の方が先に亡くなり

 その柴犬は兄が最期まで手厚く飼いました。

 今は兄の娘がアルバイトで貯めたお金でチワワを飼っています。


 亡くなった父にも、兄にも、何十年も昔のコロの話は一度もしてません。

 言ったところで、過去の過ちを取り戻せるものではないのです。

 せめて、コロが元気に生きた私との約1年半は

 コロと私の大切な大切な想い出として残しておきたいと思ったからです。



 兄が秋田犬を飼うきっかけになった叔母の娘もチワワを4頭飼っています。

 その娘というのが、いつも私が遊びに行ってる横浜&軽井沢の従姉妹です。


 その従姉妹が昨年から、捨てられた犬を保護し、里親を探したり

 虐待されてたであろうヨークシャーテリアを自ら飼ったりしています。

 軽井沢の別荘の敷地に小屋を立て、佐久 ( 軽井沢 ) の殺処分される犬を

 保護しようとしています。

 昨年のクリスマスイブに殺されるはずだった雑種の足の不自由な10歳の子を

 今、従姉妹の別荘に常駐してる管理人夫婦に預けています。

 K さんという方が佐久で保護活動をしているらしく

 従姉妹はその彼女のお手伝いをしているわけです。

 もうすぐ HP ができるらしのでまたできたらお知らせします。


 そして皆さまもご存じのように年間約30万匹の犬猫が殺処分されてます。

 → 犬猫殺処分の現状

 一日に850匹・1000秒 ( 16~17分 ) に1匹 殺処分されてる事になります。

 哀しい現実に目をそむけるのではなく、なにかできることをしたいものです。


 私は以前 動物愛護団体ARK の里親探しを少し手伝ってた事があります。

 コロのことが胸にひっかかったままだったので・・・

 犬が不要になったという人の家に犬を迎えて行って

 家で預かり、欲しい人をあらかじめ探しておいて、その人の家に届ける。

 何匹かうまく里親を探してたのですが

 最後の犬が人を噛む犬で ( 持ち主は噛むことを隠してた )

 欲しいって言ってた人も要らないと言いだしたので

 ARK さんまで連れて行きました。( 私には懐きましたが家人を噛んだだので )

 その子は里親は無理との ARK さんの判断で ARK さんで一生預かることに。

 それ以降、8年くらい何も努力してないので

 また私にできることを考えていきたいと思っています。


 皆さまも何かできることを考えてみようではありませんか!!