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☆夢に現れたパオ☆
パオが夢に現れました。
といっても・・・私の夢ではなく夫の夢に出てきたそうです。
家から1~2分の外科に夫が行ったら、受付の方に
「 わんちゃんがついてきてますよ!」 と言われ
ふと見るとパオが後ろについてきてたそうです。
パオは生きてたときのそのままの3本足の姿だったそうです。
夫は夢の中で、階段をどうやって降りたのだろう?
信号をどうやって渡ったのだろう?と思ったそうです。

パオは私の夢にはまだ現れてくれない・・・
そういえば・・・パオがまだ足が4本だったころに
家の前の道路をひとりで渡ったことがありました。
その日は私が一日中大阪かどこかの仕事で事務所にいなかったので
夫の店にパオを置いていったときのことです。
たぶん、裏口から出てガレージをまわって、店のガラスドアの前で 「 わん! 」 と
「 入れてくれ! 」 と吠えたけど、夫が気づかなかったので
ひとりでとぼとぼと道路を渡ってる時に車が通って
その車の方が車を止めて降りてきて、パオを抱きあげてるところを
たまたま母が二階のベランダから見ていて、大声で 「 その子はうちの子です! 」 と
言って、夫に知らせたそうです。
パオは店に入れてもらえず、どこへ行こうとしてたのかは未だに謎です。
ガレージを戻って裏口から入る知恵は、まだ幼いパオにはなかったのでしょう。

パオが私の夢に現れず夫の夢に現れたのは
私のことを怒ってるからかもしれません。
夫に 「 お母さんはわたしをおいていかはった・・・」 と訴えてるに違いない・・・
パオ・・・ごめんね・・・
パオがいくら頭が良くても、翌日迎えに来るとは理解できなかったでしょうに・・・
不安でひとりさみしく死んでいったパオを思うと
今でもほんとうにやりきれません・・・


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