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☆MRI&CT~左眼眼球摘出手術☆
7月23日にMRI&CTの検査を受けました。
結果は手術はしないほうが良い。
手術をしても全てを取り除けないし、後遺症が残る可能性がある。
後遺症とは歩けなくなって寝た切りになる可能性。
昨年の10月に4mmだった腫瘍が10mmに大きくなっています。
脳腫瘍自体は悪性なのですが、葵のは悪性度が低い。
放射線治療のほうが向いてる。ただし15回。
左眼は酷くなるばかりなので、眼球を摘出したほうが良い。
放射線治療を受けるなら、その治療の時に手術を行う。
放射線治療をしないなら、眼科専門医で手術をする。
(写真を削除しました)
放射線治療をするか、しないかを迷ったのですが
麻酔の影響で立てなくなり、25日に点滴をしてもらいました。
麻酔をかけて、検査をするまでは歩けていた葵が
麻酔で歩けなくなったことを考えると
岐阜大学じゃなく大阪府立大学にしたとしても
往復3時間少し、麻酔を15回も・・・と考えると
脳外科の先生もおっしゃったように、
内服薬や点滴で調整しながら、寿命を全う出来るかもしれない。
車の嫌いな葵にとって、車の往復と毎回の麻酔は負担になるだけ。
今なら、時々発作は起こるものの、食欲もあり、
時々転ぶことがあってもちゃんと歩けてるから
無理して放射線治療をする必要はない気がしました。

そうこうしてる間に27日で葵は満13歳を迎えました。
一時は誕生日を迎えられるか、心配してましたが
こんな写真しか撮れなかったけど、ケーキは喜んで完食しました。
眼科専門の病院へ葵を連れて行きました。
2年半ぶりだったので、先生は驚かれましたが
脳外科の先生が資料を送ってくださったので、手術をして下さることに。
手術が立て込んでて、8月3日が手術日となりました。
手術までの1週間で左眼はますます酷くなりました。
(写真を削除しました)
黒目が尖って飛び出してきました。
顔の左半分は見るも哀れ状態になり、
そっと拭いてもタオルが真っ赤になるほど血が出ていました。
手術当日は12時前に病院へ連れて行き、
お迎えは15時半でした。
左眼眼球の摘出部分を生検に出しました。

左眼眼球摘出手術後の葵
エリザベスカラーもしなくてよくなり、顔周りもきれいになり
葵自身、すっとしたようです。
眼科の先生がおっしゃるには、相当痛みもあったとのこと。
そしてお盆明けに分かった生検検査の結果は
眼球の周りも腫瘍だったんですが、取りきれたので心配はないとのこと。
まさか、失明した左眼まで腫瘍になってたなんて!
手術後、発作も4~5回起こしてますが
以前よりも発作が軽くてすんでます。
眼科の先生は眼の痛みとかで、脳腫瘍の発作を誘発してた可能性大。
脳外科の先生はそんなことはない。と断言してます。
どちらにせよ、発作が軽くすんでることは喜ばしいことです。
眼球摘出手術をして、ほんとうに良かったと思っています。


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