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doux がいた悪徳繁殖屋
doux がいた悪徳繁殖屋は長野県軽井沢借宿という場所にありました。
軽井沢の別荘地とは少し離れた普通の住宅街の中にありました。
2015年5月に軽井沢に遊びに行った帰りに
案内してもらい一度だけ見に行ったことがあります。
doux も一緒でしたが、車の中で待たせたままにしました。

車から doux をおろして、もし匂いとかで昔を思い出したら
そんな惨いことはないと思ったからです。
doux にとってその場所は思い出したくもない場所に違いないからです。
その繁殖屋は昔ペンションだったらしく、各部屋にケージを積み上げ
一時は500~600頭犬がいたそうです。
糞尿は垂れ流し状態で上から新聞紙を幾重にも重ね
まるでミルフィーユ状態で悪臭を放ち、ケージは洗った形跡もなく
もちろん犬は糞まみれで、長い毛の犬種は毛が絡み酷い状態。
食事は死なない程度にしか与えない。

最初は夫婦で繁殖屋(無許可)をしていたようですが
行政が入り廃業したかに装いましたが、離婚後 F さんという女性だけで
また繁殖をしつづけて、2013年9月に完全に廃業したようです。
従姉妹に聞いたのですが、当時 F さんは60歳過ぎで
お風呂にも入ってないのか、本人から悪臭が漂ってたそうです。
繁殖に使用してたペンション跡も、鼻をつくほどの悪臭だったそうです。
従姉妹はその悪臭で2~3日、食事が喉を通らなかったそうです。

2015年5月3日~5日の軽井沢旅行の際にその場所に行きましたが
木がうっそうと生い茂り、ペンションだった2階建ての建物は老朽化して
じめじめしたうす暗い場所でした。
案内してくださった方は行政の方と廃業時に立ち会ってるので
異様な悪臭とそこにいた犬たちの酷い状態(200~300頭)に
目をそむけたくなったとか。
そこにいた犬たちはすべて無事に里親が見つかりました。
あとで判明したのですが、犬の死骸がたくさん埋まっていたとか。

2011年2月4日深夜未明に doux がレスキューされなかったら
2013年9月までの間に doux は死んでいたかも知れない。と思うと
ぞぉ~とするのと同時に、doux はおそらく3~5年くらいは
あのじめじめした暗い場所で、悪臭のなか、狭いケージに閉じ込められ
食事もろくにもらえず、垂れ流しの状態で暮らしてたのかと思うと
どんな気持ちで過ごしてたのかと考えると不憫でなりません。

doux みたいな酷い状態の犬が今もなお存在してると思います。
いわゆるパピーミル(営利を目的として愛玩動物を費用を控えて大量に
繁殖させている悪質なブリーダー)みたいな繁殖屋が多いこと。
大型ペットショップで売られてる犬はパピーミル出身が多いかも?
犬は子犬から。という日本の常識を変えないと問題は解決しないと思う。

doux はそういう意味ではラッキーだったのでしょう。
ただ、それまでの数年間は悲惨な状況ではあったけど・・・
パ二がいたブリーダーはペットショップには子犬を出さないそうです。
ほんとうにフレブルならフレブルが好きで繁殖をしているブリーダーなら
安心ですが・・・営利を目的としたペットショップやブリーダーは
出来る限り、避けたいものですね。

(今日の写真はすべて doux と軽井沢に遊びに行ったときの写真です)
doux とは状況が違いますが、飼育放棄された柴犬のくうちゃん。

里親を募集しています。詳しくは 昨日のブログ をご覧ください。
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