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☆現実に目をそむけないで!☆
前回の記事につづき、悲しい現実をお知らせします。
この間の4匹の犬たちは、ある悪質ブリーダーの放棄犬です。
(言葉を濁してましたが・・・)
3日に、この同じ悪質ブリーダーから、レスキューされた
フレンチブルドッグの仔犬がいます。
仔犬は4匹生まれたそうですが、1匹は死産?
残された3匹を保護し、病院に入院させましたが
その中の1匹は生後2カ月なのに700グラムしかなく
翌日、亡くなったそうです。


3日夕方撮影 クリームの子とパイドの子 2匹とも女の子

この子も女の子でしたが残念なことに翌日亡くなりました
母犬も状態が悪いので、引き渡すように言ったらしいのですが
ブリーダーが拒んだため、説得を重ね5日にレスキューされました。

母犬の診断名は
1 股関節形成不全及び大腿骨の骨盤にはまる部分が
先天的に小さいため、脱臼や歩行困難をおこしやすい。
2 肺動脈弁狭窄症
→ 加齢もしくは先天的に肺動脈弁が狭くなってるため
心臓に負担がかかる。経過観察が可能。
3 卵巣腫大
→ 妊娠後の影響が考えられる。
4 マラセチア外耳炎
→ 外耳にマラセチアという酵素が繁殖し、炎症やかゆみの原因になる。
現在、点耳薬にて治療中

入院して2日経った仔犬2匹の診断名は
クリームの女の子

軽度の肺動脈弁狭窄症。母犬と同様に経過観察が可能。
パイドの女の子

ケンネルコフ(犬の風邪)による副鼻腔炎及び肺炎
現在、抗生剤、気管支拡張剤の内服薬にて治療中
仔犬2匹に関しては、状態が改善し、落ちついてきてるので近日中に退院可能。

今後、里親を探すことになります。
仔犬は里親が見つかる可能性が大きいです。
この悪質ブリーダーには、一時500匹くらいのさまざまな犬種がいたそうです。
現在は予測にすぎませんが、まだ100匹くらいはいるみたいです。
この寒い中、屋外にケージを置き、ひとつのケージに3~4匹押し込め
ご飯も3日に一度くらいしかあげないそうです。
今までにも、保護活動をしている方々が数十匹は保護していますが
命を落とした子も相当いるとのことです。
骨折したままのチワワや皮膚の爛れたトイプードルなど・・・
今も寒さと飢えに耐え、病気や怪我で苦しい思いをしてる子がいる現実。
私たち一人一人に出来ることはしれてるかも知れませんが
ただ可哀そう~と思ってるだけでは、何も始まりません。
一人一人が何かを感じて下さり、小さなことからでも
何かしなくければ!と思って頂ければ幸いです。
『 犬もまたこの地球上に生きる一つのいのちである。
しかも何千年来の人間の親しい友である。
その親しいいのちへの想像力と共感を失うとき、
人は人としてダメになってしまうにちがいない 』
青字は 中野幸次氏 「 ハラスのいた日々 」 からの 引用
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